【SV S6】鉢巻ソウブレイズスタン【3位/2166】
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〈構築経緯〉
パオジアンが強すぎる環境なので、安定してパオジアンに勝てるポケモンを探すことから考えた。
つらら落としに対して下から動くと常に3割の負け筋が絡んでしまうので、上から攻撃できるポケモンを探したところ、フェアリーテラスのソウブレイズならつらら落としを拒否しながら砕ける鎧で素早さをあげ、無念の剣で回復することで不意打ちを耐えると気づき、軸として考えることにした。
シーズン3で初手テラス+アーマーガア+襷滅びハバタクカミという並びで初手テラスのアドバンテージから数的有利を取って滅びで詰める構築を考えていたが、最適な初手テラスポケモンが上手く決まらなかったので没になっていた。
しかし、今回のソウブレイズがこの並びの初手テラスとして最適だったので過去の軸を引っ張り出してソウブレイズ+アマガ+ハバタクカミから組み始めた。
〈コンセプト〉
上から攻撃してパオジアンのつららおとしに付き合わない
命中安定技で固めて運負けしない
ソウブレイズ(フェアリー)@こだわりハチマキ
実数値:163(100)-194(+252)-120(156)-x-120-105
技:無念の剣/影うち/フレアドライブ/テラバースト
特性:砕ける鎧
性格:いじっぱり
・努力値調整
テラス後、特化ハバタクカミの眼鏡ムンフォ耐え
テツノツツミの眼鏡ハイドロポンプ耐え
攻撃特化 電気テラスのパオジアンが無念の剣で75%の乱数で落ちる
残り防御 (パオジアンの球テラバが74.8%~89.5%)
パオジアンへの回答。
パオジアンの嚙み砕くに対して砕ける鎧で素早さを上げながら無念の剣で回復する動きが強く、襷でも球でも安定して対面処理ができる。
突破後はほぼ全回復したS2段階上昇のポケモンとなるため、パオジアンを起点にできるという唯一無二の性能を持っていた。
また、耐久にがっつり振ることで打ち合い性能が上がり、無念の剣で回復しながら大ダメージを与えるだけで2縦、3縦することも少なくなかった。(最終日の1桁帯でソウブレイズによる3縦が2回ありました)
はじめは命の珠だったが、耐久調整が珠ダメで崩れてしまうので、鉢巻に変更したところ無念の剣の回復量も上がって場持ちがよくなり、勝率が大幅にあがった。
フェアリーテラスは悪半減でイーユイやパオジアンに強くなるだけでなく、ディンルーやカイリューに対してテラバーストが通るので最適であった。
アーマーガア(ノーマル)@オボンのみ
実数値:204(244)-107-149(+84)-x-128(180)-87
特性:ミラーアーマー
性格:腕白
・努力値調整
サーフゴーの眼鏡シャドボをオボン込み2耐え
カタストロフィでオボン発動できるようにHP偶数
拘りアイテム持ちが多いので、とんぼ返りから高火力ポケモンに繋ぐ役割で採用した。
ハバタクカミ受けがこのポケモンしかいないので特防に多く振っている。
シャドボのDダウンで運負けしないことも含め、勝率を高めてくれたポケモンだった。
技はアイへとんぼ羽休めは確定で、残りは身代わりなどで起点にならないように高火力のブレバを採用した。
ハバタクカミ(ノーマル)@気合いの襷
実数値:131(4)-x-75-205(+252)-155-187(252)
性格:控えめ
ラス1の相手に対して確実に勝利できるタスキ滅びまもるで採用した。
ラストのポケモンに対して滅び→守る→交代→守るで安全に処理ができ、テラスタルの択に付き合わないで済むことが強みである。
素早さは過剰だと思ったので性格は控えめにして火力を重視している。
並び的にハバタクカミがタスキと思われづらい(イダイナキバ テツノツツミ ソウブレイズがタスキ持ちと思われる)ため、相手にとって予想外の詰め方が出来る点も良かった。
カイリュー(鋼)@食べ残し
実数値:198(252)-172(+20)-124(68)-108-141(164)-101(4)
技:地震/炎の渦/神速/羽休め
性格:意地っ張り
・努力値調整
臆病眼鏡イーユイの悪の波動を食べ残しマルスケ込み2耐え
地震で無振りイーユイを確定1発
ミミッキュの+2球じゃれつく耐え
クッションその2
アーマーガアではイーユイやテツノドクガが重いので特殊受けとして採用した。
最初は渦アンコだったが、倒し損ねたパオジアンやイーユイなどに神速を打ちたいことが多かったのでこのような技構成になった。
数的優位を取りたい構築なので、炎の渦で拘束して確実に処理できる点が強かった。
テツノツツミ(水)@こだわり眼鏡
実数値:133(12)-x-135(4)-174(236)-81(4)-206(+252)
技:ハイドロポンプ/フリーズドライ/冷凍ビーム/テラバースト
性格:臆病
・努力値調整
球ミミッキュのじゃれ影を最高乱数×2以外耐え
ヘイラッシャやキョジオーンなどの物理受け+パオジアンのようなソウブレイズが苦手な並びに対して強く、第2のエースとして採用した。
水テラバがあることでツツミでありがちなドロポン外しを減らしている。
イダイナキバ(水)@ブーストエナジー
実数値:191(4)-151-151-x-105(252)-152(+252)
技:地震/はたき落とす/がむしゃら/身代わり
性格:陽気
・努力値調整
ブーストエナジーで素早さ上昇
最後に入ったポケモンで、セグカミラッシャやキョジオーンなど基本選出で勝てない相手に選出する。
おんみつマントでキョジオーンを対策すると、構築全体のパワーが落ちてしまうので、アイテムではなく技で対策しようと考えていたところ、身代わりがむしゃら叩き落とすのイダイナキバにたどり着いた。
また、ソウブレイズが出せないヘイラッシャ+パオジアンに対して水テラスの素早さブーストで対応することもでき、穴埋めのテラス要員として最適だった。
ヘイラッシャに対して水テラスで身代わりを残しながら、がむしゃらや叩きで有利な展開を作ることができるため、ソウブレイズが苦手な並びに勝つことができる。
〈選出パターン・立ち回り〉
・基本選出( VS対面構築など )
ソウブレイズの初手テラスで有利が取れそうであれば積極的にテラスを切っていく(パオジアンやイーユイなどにはテラスを切る)
とはいえ基本はサイクル構築なのでソウブレイズカイリュー対面など不利な相手には無理にテラスを切らずアマガに引いて様子見する。
最終的には滅びの歌で詰めたいので、数的不利を取らないようにアーマーガアを残す立ち回りを意識する。
・基本選出その2 ( VSサイクル構築 )
+(or)
サイクル構築に対して選出する。
とんぼ返りで有利対面を作り、高火力技で先にサイクルを崩しにいく。
・キョジオーンかヘイラッシャがいる場合
+(or)+(or)
基本的にキョジオーンヘイラッシャがいたらソウブレイズを出さないようにしていた。
この場合イダイナキバかツツミでテラスを切ることが多い。
イーユイがいたらカイリュー、ハバタクカミが重かったらアーマーガアを選出する。
初手はアマガかカイリューで相手の選出や型を判別してからイダイナキバを展開すると立ち回りやすくなる。
・ソウブレイズやツツミやイダイナキバの通りが良い場合
+()
2クッション1エースの形
とんぼからエースに繋げて攻撃し、不利対面ができたらクッションに引くという基本的なサイクル選出。
〈きつい相手〉
・チオンジェン テラスタイプがわからないので対応が難しい
イダイナキバかテツノツツミで無理やり削って処理することが多い。
・水ロトム アマガカイリューイダイナキバが不利を取るので選出が難しい
ソウブレイズのテラバか無念の剣を連打して削り、ハバタクカミで仕留めに行くと大体倒せる。
・眼鏡ツツミ ハバタクカミで対面処理するか、鋼テラスを切った渦カイリューで拘束して倒すなどがあるが、結局ドロポンが当たるかどうかの勝負になりやすい。
最終1桁を目標にしていましたが、まさか3位とは思わなかったのでとても嬉しいです。
YouTubeで最終日の対戦動画やその他ポケモン関連の動画を上げる予定なので、チャンネル登録していただけるとありがたいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
最終日動画↓